海外で活躍する日本人サロン
【ロサブランカ】 日本人としての誇りを大切にした隠れ家サロン
和田 みゆきさん
ベトナム ホーチミン
ROSA BLANCA
23C Ton Duc Thang Dist1,HMC Vietnam

口コミがほとんど。
日本人のお客様が7割、うち8割が在住者を占めるリピーター続出のホーチミンの日系オーナーの手がける老舗サロン。

発展途上にあるベトナムでは朝夕のラッシュアワーのバイク天国は、名物である。そんな混沌の織りなす中心地、トンドゥクタン通りの渋滞や喧騒が嘘かのように、南スペインの真っ白なヴィラのイメージさせる大きな鉄扉の真っ白な建物がある。
スペイン産のタイルがはめ込まれた階段に、手すりのデザインにはお店の名前でもある白バラ(スペイン語でロサブランカ)のモチーフ。ドアの奥から出迎えて下さったのは、ベトナム在住15年となる日本人サロンオーナー和田みゆきさん。紫外線の強い年中真夏の東南アジア・ベトナムで生活しているとは思えない、透き通るような白い肌と清楚かつ上品な女性。モデルのお仕事もされておりスタイルも抜群。誰もが羨む女性の理想像である。

2001年10月に語学の勉強がきかっけで訪れた7年住んだスペインからホーチミンへ移住。来越のきっかけは、サイゴンスパの立ち上げメンバーとしてオーナーから声がかかったため。当初は、スパ担当ではなくベトナム雑貨の空前のブーム中で、スパ内のお土産ショップエリアで販売するベトナム雑貨の開発、仕入れの担当していた。約5年GMとして、勤務をした。その間、様々なスパに自ら足を運びベトナムのスパ事情を調査をした際に【途上国のベトナムに、在住者が安心して通えるサロンがない】と気が付いた。
利用している商品のクオリティ、盗難の不安、衛生面の不安、チップ文化にお客様は困惑する。

元々、ご自身の肌がアトピー体質で弱かったこともあり自分自身で化粧品などはしっかりと調べて利用していたのと、美容関係に非常に関心が高かったことからご自身でサロンを立ち上げ、オーナーになろうと決意。その想いの根底には、在住者が安心していけるサロンをつくりたい。その想いが、ロサブランカをオープンさせた。
スタッフ数名と立ち上げたもものの、一筋縄ではいかない東南アジア・ベトナムでの苦労も図りしれない。

サロンの立ち上げに向けて、バンコク在住のスパの立ち上げをしているアメリカ人にノウハウを教えてもらって勉強や経験を重ねた。
【自分がしっかりと学び習得したことしか、絶対にスタッフには教えない】オーナー自らゼロから学び、作り上げてきたから言える言葉である。
外国人がベトナムで働くために必要なライセンス。これには相当の苦戦をしたとのこと。とはいえ、ベトナム人セラピストとなるスタッフ、日本人のトレーニング担当をするスタッフ、インテリアデザイナー、ロゴのデザイナー。人脈とは本当に不思議なもの。必要なときに人があつまってきてくれ、今のロサブランカがお店になったのだ。和田さんの優しく、熱い情熱がまさに世界中の人たちに伝わり、ロサブランカがオープンした。

建築にしても予定通りには進まない。全面改装をしたのもあり、プレオープンまで3カ月の時間をかけてサロンが完成。現場監督のように毎日お店に足を運び、指示をする。人生で一番大変な時期だったのではないかと、とさらりと言う。

仕事のやりがいは、安心して信頼出来るスタッフが長期で働いてくれていること。
9周年を迎えたが、数名のスタッフはオープン前のお店から一緒に働いている。

ベトナムは離職率が非常に高い。能力ではなく、給与や条件の良いところがあるとすぐに転職する。長く働くことの意味。長く働けるということは、働くことの意味がしっかり伝わっている証拠である。
スタッフにもよるが、研修期間は大体6か月程。チェック項目を、直々に教える。お客様の満足度が高くなければリピートはしない。まずは、和田さんが直々に施術をする。サロンのお客様の気持ちを理解し、自分がお客様を満足させるテクニックを勉強し身に着ける。
今後の展開を聞いたところ、最近は、情報が入るのが早い。様々な文化の融合するこのベトナムで、日本人として誇りを持って、お店のクオリティをとにかく高めたい。とのこと。上品な雰囲気と内に秘められている情熱あるサロン。

ホーチミンの喧騒から一息。ロサブランカへ是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

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